繊維学会 紙パルプ研究委員会 |
(委員長 江前敏晴) |
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賛助会員募集中です。年5回の講演会(賛助会社から何名でも参加可能)及びシ ンポジウム(各社1名無料)に参加できます。賛助会員の年会費(4月からの年度ごと)は15,000円です。現会員は、製紙会社、製紙薬品・機械メーカー などです。お問い合わせは事務局まで。 |
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賛助会員向けページ(賛助会員及び幹事の住所 録表示と情報内容の編集) |
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紙パルプシンポジウムのご案内(会員外の方でも 参加お申し込みになれます) |
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第54回繊維学会紙パルプシンポジウムのご案内(終了しました) |
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繊維学会紙パルプ研究委員会例会(講演会)のご案内〔最終更新日: 〕 |
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講師の方へ( 時間配分、ご使用頂く発表用機器について の説明)
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2021年度以降の例会会場のご案内(オンライン開催でない場合)
中央区立産業会館
4階 第1集会室 |
会場 へのアクセスご案内地図
都営浅草線 東日本橋駅
徒歩4分 |
<<2022年度>>
回 日時 講演者 演題 概要
第276回
11月17日(木) 上坂 鉄 氏
『Paper for Architected Materials - Rethinking Strength Design Criteria -』
Architected materialsとは、比較的簡単な素材をベースにして、非常に巧妙に設計された「構造」によって作られた、
素材には持ち得ない高性能を持った材料と定義できる。その構造の多くは、empty spaceを含む規則的な幾何形状(例えばlattices)によって
特徴づけられる。このような特殊な材料に興味が持たれている背景には、既存の材料を超ー超軽量化(ただし性能は保って)することにより、エネルギー消費、材料消費、
よって carbon footprintsを大幅に削減しようとする試みと、従来の複合材に見られないユニークな高性能を実現することにある。
本講演では、まずarchitected materialsの研究の最前線を紹介し、紙が実はそのarchitected materials開発のパイオニアであることを指摘する。次に紙をそのような材料
に応用する際の重要な設計項目の一つであるstrength criteria について考察した結果、新
しい多次元の「強さ」の指標を提案し、紙が他の先進材料とどのように比べられるのかを展望する。
Zoomによるオンライン開催と致します。
Zoomリンク先
14時〜16時
(Mid Sweden University 名誉教授)
<<2021年度>>
回 日時 講演者 演題 概要
第275回
1月27日(木) 山崎 秀彦 氏
『紙関連のデータ解析の面白さと有用性』
製紙の分野でのデータ解析には、@既に確立されたモデル式の利用、A実験データを多変量解析などの手法を用いて分析、B既存の方法がない場合に自己流で対処などがあり、これらの面白さと有用性について述べる。
対面による講演とZoomによるオンライン開催を併用します。
14時〜16時
(元 大蔵省印刷局、元 バルメット)
<<2020年度>>
回 日時 講演者 演題 概要
第274回
1月28日(木)
磯貝 明 氏
『ナノセルロースの最新動向と課題』
これまでの35年の研究概要をターニングポイントとともに振り返ると共に、ナノセルロースへの研究の展開とその最新動向および課題について国内外の現状も含めて紹介する。
Zoomによるオンライン開催と致します。
14時〜16時
(東京大学セルロース化学研究室 特別教授)
<<2019年度>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第273回 |
1月27日(月) |
堀川祥生 氏 |
『セルロース科学から木材を考える』 |
紙・パルプの原料である木材、その本質をさらに理解するためにセルロース科学の知見と技術を応用した最近の取り組みについて紹介したい。 |
第272回 |
7月31日(水)14時〜16時東大農学部内中島ホール |
島田道雄 氏 |
『2030年包装の未来予測』 |
2030年をターゲットに解 析、未来を予測した未来の包装を基に、@食品ロス、A生活、B循環型社会、C包装技術の4分野の視点から未来予測のポイント をお話しする。」 |
第271回 |
5月9日(木) |
松本雄二 氏 |
『蒸解法・漂白法の変遷をリグニン・多糖類の反応性から理解する』 |
現在の化学パルプ生産工程 は、約30年前に導入が開始された『改良蒸解法』と『酸素系漂白(非塩素漂白)』、そして、超早生樹の原料化によって特徴づ けることができる。これらの導入が必要とされた、あるいは、可能になった理由、そして、それによってもたらされた弱点とその 克服の方向をリグニンおよび多糖類の反応性の観点から考える。 |
<<2018年度>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第270回 |
2月18日(月) |
空閑重則 氏 |
『素材ビジネスへの展開をねらう中国のセルロース研究の動向』 |
2010年頃から急速な進展 を見せている中国の科学研究の中で、高分子化学とセルロース研究も例外ではない。最近の研究から、演者が北京の研究所で関 わったものを含め興味深いものを紹介する。 |
第269回 |
12月25日(火) |
小瀬亮太 氏 |
『ナノ微細化技術を用いた微細繊維の調製とそのシート物性』 |
ナノ微細化処理技術の一つで ある水中カウンターコリジョン法をパルプ繊維に供して得られる微細繊維の調製ならびに微細繊維シートの物性について得られた 成果を紹介する。 |
第268回 |
7月20日(金) |
岩田雄介 氏 |
『紙製ばねによる輸送振動の低減』 |
輸送時に生じる振動は、製品の擦れや傷みなどの要因となり、商品価値の低下につながる。その対策として、安価で使用後の 処理が簡単と考えられる『紙製ばね』を試作し、振動低減効果を検討したので、振動の理論と併せて紹介する。また、東京都立産 業技術研究センターの事業についても簡単に紹介する。 |
第267回 |
4月26日(木) |
山内龍男 氏 |
『紙リサイクルでの強度低下機構を考える』 |
ラボにおける多数回のリサイクルを行った研究結果を基に、リサイクルに伴う紙強度の低下のメカニズムを、繊維間結合の変 化を中心に考える。 |
<<2017年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第266回 |
2月22日(木) |
浅山良行 氏 |
『ネット通販で変容していく社会とそれに対応する新たな「紙」の展開』
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ネット通販は既になくてはならないものとなっているが様々な問題が顕在化している。再配達や過剰包装問題には新たな紙包 装の取組みが進められている。今後ますます変容を遂げていくネット通販に関わる事象と「紙」の展開について説明する。 |
第265回 |
12月15日(金) |
岡山隆之 氏 |
『紙の高齢化対策−酸性紙の脱酸性化処理および劣化紙の強化処理−』
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紙のpHが低いと劣化の進行が速い。世界各地の図書館や公文書館に保存されている図書や文書の多くが酸性紙からできてお り、紙の劣化が懸念され、その対策に苦慮してきた。すでに、19世紀半ば以降大量に生産、保存されている酸性紙資料の劣 化はかなり深刻な状態にある。 |
第 264回 |
9
月19日(火) |
安
樂勝彦 氏 |
『日
本の森林資源の現況と循環利用技術』 |
森 林から供給される木材の利用は紙パルプだけではなく、住宅の構造材から合板、集成材等の原材料、バイオマス発電の燃料用チップと多岐 にわたる。一方で、森林については、木材利用の他、土砂災害の防止、水資源の涵養、登山等のレクリエーションの場の提供、CO2吸収 源となる地球温暖化の緩和など多くの役割が期待されている。今回は、日本の林業におけるコンテナ苗を用いる新しい造林技術、及び林業 から見た木材利用の現状と今後の見通しについて考えてみる。 |
第263回 |
6月14日(水) |
森芳立 氏 |
『KP工程への高度制御の導入事例と効果判定での統計数理の活用』
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近年、ビッグデータの活用が盛んだが、クラフトパルプ(KP)漂白工程の品質制御にモデル予測制御を導入した事例につい て紹介する。この制御モデルはプロセスのビッグデータを統計解析して作って行くが、不確かさを含む多数点のセンサーデー タや少数の手分析値をどのように取り扱って行けば良さそうか、また、制御導入による品質安定化や薬添削減効果の評価はど う行なっていくことでより納得の行く形で推定精度を上げて行けるのか、統計数理を活用して考えてみる。 |
第262回 |
2月23日(木) |
宝坂健児 氏 |
『ビヨンド・ザ・パッケージ(Beyond the Package)―紙素材の可能性を探る―』 |
「消費」から「生活」へ。これがモノづくりにおける価値観の転換である。品質保持はもちろん、「生活を楽しむか」「社会にどう貢献するか」が、ビヨーンド・パッケージの重要な課題となる。日々の多様な生活ストレスを解消しつつ、“リア充”を体現する日本のパッケージの技術やセンスを、(ここ十年の)エポックとなる事例を通じて紹介する。この現今の変化を鑑みて今後、求められるパッケージとともにその紙素材の優位性や可能性について、「驚き」や「コミュニケーション」をキーワードとして考える。 |
<<2016 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第261回 |
12月12日(月) |
江前 敏晴 |
『印刷と紙を活用したエレクトロニクスとセンサーの開発』
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日本の紙の需要は、電子書籍の増加と紙書籍の減少により、2011年以降は減少が続いている。製紙産業を維持していくた めには、再生可能資源の強みを生かして、新たな紙の需要を掘り起こして行く必要がある。このような視点から紙基板のエレ クトロニクスやセンサーなどのデバイスの開発を行っている。特に自然界に放置しても環境に負荷を与えない使い切り型の ツールを目指している。 |
第260回 |
9月5日(月) |
井上智博氏 (東京大学大学院 工学系研究科 航空宇宙工学専攻) |
『線香花火と和紙』 |
江戸時代以来、線香花火は夏の風物詩の一つとして広く親しまれている。しかし、和紙と黒色火薬で作られた線香花火 から、松葉状の美しい火花が生まれる理由は明らかでなかった。講演では、最近解明された火花の発生・破裂の仕組や儚い色味を見せる機 構を解説した後、和紙の特性の影響を体系的に整理する研究に寄せる期待を述べる。 |
第259回 |
4月22日(金) |
藤原秀樹 氏 |
『日本を取り巻く環境と紙パ産業の将来』 |
紙パルプの需要は新興国で伸びているが、世界全体では低迷している。この理由は、日本、欧州、米国などの先進諸国において、需要、生産が落ち込んでいるためである。そのため、先進諸国の紙パ企業では森林資源を使って、新たな産業を興そうという動きが加速している。その代表が化石燃料に代わるエネルギーとセルロースナノファイバーである。 |
第258回 |
1月21日(木) |
藤田和巳 氏 |
『製紙原料の品質低下状況と対策提案の紹介』 |
近年,製紙原料古紙の発生量が低減し、品質の悪い古紙も原料として有効活用しなければならない状況である。一方でマスプロダクトである製紙産業では製品の品質を維持し、省エネルギーで歩留の良い原料処理方法が必要である。これらの相反する困難な問題の状況と弊社の取り組む対策事例を紹介する。 |
<<2015 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第257回 |
11月2日(月) |
上坂 鉄 氏 |
『紙の繊維網目構造に於るマイクロ流体の挙動』 |
Micro-fluidicsin fibre network について、液体浸透と繊維間結合におけるナノスケールからマクロスケールまでの現象の関係を説明する。また、企業と大学における研究の共同開発への期待についても述べる。企業と大学の研究開発を有効に結びつけるのは、いつも大きなチャレンジと言え、北米と北欧の国々に見られるいくつかの試みとそれらの例を紹介する。 |
第256回 |
9月9日(水) |
尾崎 靖 氏 |
『各種分析機器の印刷適性評価への応用』 |
共焦点レーザ顕微鏡、イメージングIR装置等による紙基材等へのインキ浸透状態の解析と斜め切削法を用いた印刷物におけるインキ転移状態の解析について報告する。 |
第255回 |
6月11日(木) |
酒井 真理氏 |
『超フレキシブル有機デバイスのウェアラブル機器・生体医療機器への応用』 |
数ミクロン厚の有機デバイスは、きわめて柔軟で体に貼り付けても装着感を感じさせない。このフレキシブルデバイスを生体に装着して生体情報を計測するE-TEXTILEやE-SKIN技術とその動向を概説する。 |
第254回 |
3月9日(月) |
梶田 真也氏 |
『リグニンで守られた牙城に迫る』 |
リグニンは、生き物としての植物にとって、その形態維持や生体防御に重要な細胞壁の成分である。一方、この芳香族ポリマーは、種々の化学プロセスにおいて細胞壁からのセルロースの回収を妨げる。リグニンが果たす必須の生体内機能を保持しつつ、リグニンの分子構造を変え、より利用しやすい木材を創出することは可能なのか? 遺伝子工学を利用した過去20年に亘る我々の挑戦の一端を紹介したい。 |
<<2014 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第253回 |
9月16日(火) |
氷上好孝氏(ダックエンジニアリング株式会社 代表取締役社長) |
『今!印刷現場は紙パルプ業界に何を求めているのか?−印刷検査装置メーカーから見た印刷現場での品質保証事例―』 |
現在、日本国内ではカタログやパッケージなど最終製品はコンシューマ(または市場)の厳しい品質要求のため、印刷会社の品質基準はよりいっそう厳しくなって来ている。その様な現状の中、印刷会社は生き残りをかけ、競合他社との差別化のために高品質製品の提供を目指されている。そのためにはいろいろな工程に検査装置を導入し、全数全面検査は必須となる。印刷色汚れ、細かい文字の欠け・汚れなどの印刷検査だけでなく、紙の0.2ミリ程度のきょう雑物や、印刷品質に関係する地合い不良、塗工ムラ等も検出したいと強く求められている。このような環境下での、印刷・紙器工場においてのダックエンジニアリングの印刷検査装置の導入例と品質を保証する検査内容の説明、および印刷業界での要求を満たすための、紙パルプ業界での検査装置導入実例も紹介する。 |
第252回 |
7月24日(木) |
吉田 光宏 氏 |
『脱紙戦略の社史を振り返る』 |
株式会社巴川製紙所は2014年6月で創業100周年を迎えた。1914年に「電気通信用紙(さん孔紙)」と「電気絶縁紙」の国産化というニーズに応えるため、「抄紙」という技術を中心に据え、産業用紙のパイオニアとして道を歩み始めている。その後、時代の要請に応え「塗工、粉体、粘・接着」という技術に立脚した製品群を開発し、「製紙会社」の枠からはみ出した領域への事業を展開し現在に至っている。本発表では、特殊紙事業からの展開の過程を、経営史的なトピックスを交えて紹介する。 |
第251回 |
5月28日(水) |
下川 博道 氏 |
『UV印刷システムを機械、装置面から考察する』 |
UV印刷はパッケージ印刷や高付加価値印刷の分野で広く実用されているが、近年商業印刷でも拡大しており全体的に需要が伸びてきている。本講演では乾燥機の特徴、印刷機の仕様や印刷資材など乾燥システム概要と現状の課題を紹介する。 |
第250回 |
3月5日(水) |
鶴谷 進典 氏 |
『オフセットUVインキの概論とリサイクル性について』 |
UV硬化型インキは高生産性を背景に拡大している。特にオフセット商業印刷分野では、省エネルギー対応や各種性能向上により、油性インキからの置換が進んでいる。本講演では、オフセットUVインキの概論とリサイクル性について紹介する。 |
<<2013年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第249回 |
12月20日(金) |
山崎秀彦 氏 |
『マルチレイヤカーテンコータ技術の最近の動向と海外の事例』 |
同時多層塗工のできるカーテンコータの紙・板紙塗工への適用は徐々に広がりを見せている。塗工板紙製造では原紙の古紙配合率を高め、多層カーテン塗工で品質を満たしかつ製造コスト削減を行う製造が行われている。海外の事例を含めて紹介する。 |
第248回 |
9月3日(火) |
瀧本義継 氏 |
『日本古紙の回収形態の変化と将来の古紙利用』 |
日本古紙の利用と回収の変化(古紙回収は利用状況によって変化する)、日本古紙は量から質の時代へ(古紙の高度利用と有効利用のためであり、欧米の回収システムとの違いによる)、日本古紙の回収システムは途上国のモデルになりえるか(ローカル適応可能な回収形態の構築)などについて報告する。 |
第247回 |
7月8日(月) |
住本充弘 氏 |
『パッケージの将来予測と紙・パルプ素材の展開』 |
2020年のパッケージについて、2004年から2013年の間に入手した日本・世界の情報を基に予測し、その中におけるRenewable Materialとしての紙・パルプ素材について予測される展開を説明する。 |
第246回 |
5月22日(水) |
西尾 太寿 氏 |
『タイトル/粘着シート製品の塗工プロセス』 |
粘着シート製品は、粘着剤の調液から始まり、給液、塗布、乾燥、巻き取り等のプロセスを経て出荷される。今回は、これら一連のプロセスで発生する欠陥の抑制を目的とした取り組みについて紹介する。 |
第245回 |
3月13日(水) |
江前 敏晴 |
『紙で作るエレクトロニクスとバイオセンサー』 |
紙は安価でありながら、柔軟性と硬さを備えた軽量の多孔質材料として、あらゆる分野から興味を持たれ、重宝がられている。単なる代替材料ではなく、紙の特性を生かしたエレクトロニクスやセンサーの技術開発について紹介する。 |
<<2012 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第244回 |
12月20日(木) |
小西 義則 氏 |
『変圧器に使用される電気絶縁紙について』 |
電力供給の主要機器である変圧器の寿命は、それに使用されている電気絶縁紙の劣化によるとされている。近年、高経年変圧器が増えるに従い電気絶縁紙が再注目されていることについて紹介したい。 |
第243回 |
10月5日(金) 14時〜16時 |
加山周二 氏 |
『最近の印刷事情と紙への要望』 |
ITの進展などにより、最今は広告や書籍のあり方が著しく変化してきている。これら変化の中で、印刷物に求められる機能について、紙の視点から解説する。 |
第242回 |
8月3日(木) |
植松武彦 氏 |
『水解性ウェットワイパーシートの開発とその機能発現メカニズム』 |
花王が誇る水解性機能紙を応用した代表的商品:トイレクイックルについて、開発経緯と機能発現メカニズムについて紹介する。 |
第241回 |
5月24日(木) |
小野克正氏 |
『紙の繊維配向、及び不均一性評価技術について』 |
紙の物理的性質を決定付ける重要な要素の一つである繊維配向とマクロな意味での紙の不均一性を評価する技術について概説する。 |
第240回 |
2月22日(水) |
齋藤 継之 氏 |
『自己配列集積したセルロースナノフィブリルのバルク材料』 |
樹木の細胞壁は、セルロースナノフィブリルが自己配列した精緻な階層構造により、優れた材料性能を発現している。本発表では、TEMPO触媒酸化によるセルロースナノフィブリルの分散、自己配列、集積制御、バルク材の基礎特性等について概説する。 |
<<2011 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第239回 |
12月14日(水) |
尾鍋史彦氏 |
『生産・消費とも世界一に躍り出た中国の紙パルプ産業が抱える諸問題』 |
中国の現状を9月に北京で開催されたChina Paper 2011の技術会議や展示、書籍を中心に探り、背後にある基礎研究の現状を眺めたい。また2011年から始まった第12次五か年計画における紙パルプ産業の推移を指導理念である科学発展観および10月に開かれた中国共産党六中全会における文化強化政策から予測し、更に満州事変80周年という節目の年に今後の日中関係を考えて見たい。 |
第238回 |
9月27日(火) |
深沢 博之 氏 |
『紙のリサイクル新技術―富士工業技術支援センターにおける最近の研究から―』 |
当センターの研究課題として行われた、「水熱処理によるPSリサイクルから発生する無機物を用いた紙の開発」、「再生紙の新たな品質評価手法の検討」、「ホットメルト接着剤の紙リサイクル適性の向上」などの検討結果について紹介する。 |
第237回 |
7月12日(火) |
河江綾乃 氏 |
『広葉樹ECF漂白パルプの褪色へのヘキセンウロン酸の関与および対策法について』 |
広葉樹ECF漂白パルプの褪色へのヘキセンウロン酸の関与について調査し、褪色を抑制する方法を検討した。これまで欧米で言われているように、ヘキセンウロン酸は、日本に特徴的な白色度86%程度の広葉樹ECF漂白パルプにおいても、褪色の主要因であり、紙中の酸触媒によって、ヘキセンウロン酸が分解し、分解物であるフラン化合物が褪色に関与すると推定された。蒸解時に未晒パルプのカッパー価を最適化する方法と、紙にポリカルボン酸をサイズプレスする方法によって、褪色が抑制できることが示唆された。 |
第236回 |
4月27日 (水) |
岡田比斗志氏 |
『製紙排水の特徴と処理』 |
製紙業は水環境に多大な影響を与える立場にある中で、1970年代より排水処理に力を入れ様々な法規制をクリアしてきた。製紙排水における溶存有機物、有機塩素化合物、難分解物質の特徴および現在と将来の排水処理について述べる。 |
第235回 |
2月24日(木) |
熊本吉晃 氏 |
『抄紙技術を用いたパルプ繊維と機能粉体の複合化に関する研究』 |
抄紙技術を用いて、パルプ繊維に機能粉体を高い比率で担持させた発熱シートを開発した。その発熱及び歩留まりメカニズムを報告すると共に、その他の開発事例についても紹介する。 |
<<2010 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第234回 |
12月24日 (金) |
長尾淳史 氏 笹川清弘 氏 |
『シガレット における紙の役割とその機能』 |
たばこ葉を紙で巻く紙巻たばこ(シガレット)によって、たばこ産業は飛躍的に発展した。たばこにおいて紙はたばこ葉を巻く役割に留まらず、特にたばこの燃焼に対して紙の物性が影響を与えることがわかっている。本報告では紙の物性とたばこ燃焼との関係を中心に、たばこにおける紙の役割の変遷を紹介する。 |
第233回 |
9月21日(木) |
空閑重則 氏 |
『再生セルロースゲ ルからのナノハイブリッド材料』 |
ある種の溶剤から再生して得られるセルロースゲルに異種物質を含浸あるいは反応させることにより、多様な特性・機能を持つナノハイブリッドにすることができる。いくつかの例を紹介する。 |
第232回 |
7月29日 (木) |
坂東秀紀 氏 山下健一郎 氏 |
『郵便はがき に求められる特性と技術的側面』 |
年間約50億通発行されている郵便はがきに隠された「紙や印刷の特性」、「投函されたはがきの住所や宛名を読み取る区分機の仕組み」、「弊社の環境面の取組み」などを紹介する。 |
第231回 |
5月26日(水) |
渡部啓吾 氏 |
『高濃度ポリサル ファイドを用いた新規な蒸解法に関する研究』 |
パルプ収率は原料を輸入広葉樹に依存する日本のパルプ工場にとって経済面、環境面で重要である。収率向上などを目的として、白液の電解による高効率なポリサルファイド(PS)生成を核とする新規な蒸解法を開発している。本技術は単なる高濃度PS蒸解ではなく、修正蒸解とPS蒸解を理想的な形で組み合わせる一つの方法である。白液 電解法を用いた修正蒸解の最適化方法に関して報告する。 |
第230回 |
2月23日(火) |
松本雄二 氏 |
『樹木の化学構造と化学的反応性の統一的理解をめざして』 |
有機化学の一つの大きな目標は、化学構造と反応性の関係を定量的に理解することである。木材化学の分野でも、化学構造上の知見、反応性の知見の蓄積が相当進んできた今、この両者の関係の定量的把握に取り組むべきであると考える。このような観点から私たちの研究室で行われ ている研究テーマのいくつかを整理してお伝えしたい。 |
<<2009 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第229回 |
12月16日(水) |
守屋 浩 氏(NPO法人非木材グリーン協会 専務理事) |
『未利用非木材資源の活用とサトウキビバガス、そしてバガスパルプとユーカリパルプのLCI評価』 |
CO2削減に寄与する未利用非木材資源のうち、もっとも期待されるサトプキビバガスを原料としてパルプを製造するに至 る過程で、CO2をどのくらい吸収し、放出するかをユーカリパルプと対比し、評価する。 |
第228回 |
9月30日(水) |
岩崎 誠 氏 |
『漂白技術のある変 遷』 |
わが国の漂白技術は、こ の10年間で大きく変わってきた。その技術の確立の中で、研究所はソフトの開発、トラブルシューティングなど多くの経験をしてきた。その一例として、弊社・王子製紙の中で演者が経験してきた、「置換漂白」、「二段酸素漂白」、「キシラナーゼを使った酵素漂白」「オゾン漂白」などの事例を紹介する。 |
第227回 |
7月17日(金) |
渡辺二郎 氏 |
『当社の透明バリアフイルムへの取り組み−包装材料から電子部材へ−』 |
食品包装材料の機能の中で、ガスや水蒸気のバリア性は最も重要であり、バリア包材の開発は永遠のテーマである。また、太陽電池やフイルムディスプレイ等の電子部材の開発を進める上でも、重要な課題となっている。 |
第226回 |
5月12日(火) |
鈴木邦夫 氏 |
『製紙工場の現場からみた日本の製紙産業 −製紙産業の緩やかな危機とチャンス−』 |
演者は青森県八戸市にある三菱製紙の紙パルプ一貫工場に長年勤務したが、紙パルプ一貫工場は他の産業に比べても非常に大規模なプラントであり、それに起因する様々な問題を抱えている事を現場技術者の視点から論じたい。一方、紙パルプ一貫製造の技術は非常に特異なものである為、将来異なる分野に発展する素地となる可能性がある事 も考えてみたい。 |
第225回 |
2月24日(火) |
奥島俊介 氏 |
『気候変動と製紙産業(元科学者の立場から)』 |
1990年代以降地球の気候変動特に温暖化が地球環境問題の中心課題になっているが、「いわゆる温暖化」に対する対応の仕方が「科学的真実」に基づいているのかについて考え、本当の地球環境問題とは何かを検討し、これに対して製紙産業はどのようなポジションをとれるのかを考察する。 |
<<2008 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第224回 |
12月12日(金) |
江前敏晴 |
『日韓における紙文化財の分析・保存修復の実情と産業との連携』 |
最近の紙文化財研究は、歴史学的な立場からも紙の特徴を分析するような文理融合型を志向しており、韓国では世界遺産にもなっている朝鮮王朝実録の修復が国家的なプロジェクトとして行われている。このような現状を紹介し、紙文化財の分析や修復技術が製紙関連産業と連携できそうな展開を考える。 |
第223 回 |
9
月16日(火) |
北野賀久 氏 |
『印刷市場における電子写真技術の現状、およびグロス発現の違いに関する研究』 |
近年電子写真技術の向上に伴い、印刷市場向けのデジタルプリンターが数多く商品化されている。これら市場の動向と技術の現状、およびオフセット印刷と電子写 真の大きな違いであるグロス発現についての研究成果を紹介する。 |
第222回 |
7月15日(火) |
永谷宏幸 氏 |
『フローテーターにおけるインキ性状と除去性』 |
古紙の脱墨設備であるフローテーターの省エネを目的として、インキの効率的除去について検討した概要を紹介する。 |
第221 回 |
5
月8日(木) |
山崎秀彦 氏 |
『最新の製紙機械のトレンド』 |
近年の製紙機械の動向として、大型化、高速化、オートメーション化、オンライン化、省エネ化が挙げられる。同時にこれらは、紙品質とのバランス(高品質化)の上で実現することが求められる。いくつかの新規技術について紙の特性との関係で興味深いと思われるトピックスを紹介する。 |
第220回 |
2月27日(水) |
柴谷正也 氏 |
『印刷物に残存するインクジェットインク成分の挙動』 |
インクジェットインクに含まれる高沸点溶剤は、印刷後の用紙へ残存し、種々の画像保存性に影響を及ぼす可能性が指摘されていたが、分析手法が確立されておらず、その結果、残存量と画像保存性の関係について、十分な調査がなされていなかった。本研究では、水系顔料インクに含まれる高沸点溶剤の例として、グリセリンに着目し、切削法およびSIMSによる分析検討を行って、画像保存性(耐擦性)との相関関係について調査した。またグリセリンがサンプル中に局在化して存在する理由についてあわせて考察を行った。 |
<<2007 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第219回 |
12月6日(木) |
石原健一 氏 |
『繊維分析計“Morfi”シリーズによるパルプ繊維の生産管理』 |
繊維分析計 ”MorFi”シリーズの事例を用いて、迅速なパルプ品質管理、パルプ比較および物理特性予測に関する使用データ処理、および得られた結果について説明す る。 |
第218 回 |
9
月11日(火) |
山本琢二 氏 |
『排水処理のバイオオーグメンテーションと微生物解析技術の展開』 |
排水処理の生分解システムは、排水負荷が定常状態の時に最大の性能を発揮します。しかし、紙・パルプ工場では日常的に様々な変動が生じており、安定的な活性汚泥処理が難しくなっています。変動に強く、安定的な生分解システムを構築して環境負荷を低減するバイオオーグメンテーション(優れた外来微生物を添加して活性汚泥の能力を向上する)技術について紹介します。また微小動物や糸状細菌の同定による活性汚泥の診断方法や、バイオオーグメンテーションが生物相に 与える影響を分子生物学的に確認する微生物解析技術についても紹介します。 |
第217回 |
7月24日(水) |
木村実 氏 |
『国立印刷局時代を振り返って』 |
2007年3月で国立印刷局を退職するまでに、関わってきた研究、技術開発、製造、管理の業務を通じ、紙と印刷に関してカギとなる考え方と課題を紹介し、今後の紙および印刷科学の方向性と期待について概説します。また、国立印刷局時代のトピックス(アクシデント?)についても問題ない範囲で紹介します。 |
第216 回 |
4
月27日(金) |
豊福邦隆 氏 |
『日本の製紙産業 ― その不安な将来 ―』 |
紙の生産はここ10年来横這いで、国内での需要増は望むべくもない。日本の製紙産業はどのような方向に進むべきであろうか? 海外の紙パ産業や諸機関と接触する機会が多数あり,そのときに受けた印象と日本や世界の紙パ産業の動向を踏まえて、私見を述べてみたいと思う。 |
第215回 |
2月21日(水) |
杣(そま)佳次郎氏 |
『紙製食品用器具・容器包装に関する自主基準作成の動きについて』 |
紙製食品用器具・容器包装に関する日欧米の規制状況を調査し、関連する化学物質の実態調査を実施した。それらの結果と日本製紙連合会で検討している自主基準について報告する。 |
<<2006 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第214回 |
11月2日(木) |
名倉宏之 氏 |
『抄紙用ワイヤーのあゆみと最新鋭抄紙機への対応』 |
ブロンズワイヤーから始まり、プラスチックワイヤーへの転換を経て多重織ワイヤーの時代になった抄紙用ワイヤーのあゆみを、周辺技術の進歩と最新鋭抄紙機への対応を絡めて概説する。 |
第213 回 |
9
月15日(金) |
松本雄二 氏 |
『非塩素漂白の次に来るもの』 |
十数年以上、非塩素漂白技術関連の研究は木材化学分野で大きな比重を占めていたが、ここ二、三年で研究の対象は急激に変化しつつある。過去の研究課題の動 向、予測研究会の結果などを基に、今後の研究課題を探る。 |
第212回 |
7月21日(金) |
深沢博之 氏 |
『ペーパースラッジ焼却灰(PSA)の製紙用顔料・填料としての利用』 |
静岡県では、古くからPS再利用の検討を行ってきたが、2001年より重要課題としてPSA(製紙原料と利用するため に焼成したPS焼却灰)を製紙原料として利用する検討を行っている。その概要を紹介する。 |
第211 回 |
4
月21日(金) |
福永 正明 氏 |
『複合耐水紙「オーパー」について』 |
日本製紙が開発した「オーパー」は紙の加工適性とフィルムの耐水性、耐候性を兼ね備えた複合紙です。今回、用途に応じた新規「オーパー」商品群の技術課題と 検討内容についてご紹介します。 |
第210回 |
2月22日(水) |
福田 聖 氏 |
『フッ素系化合物による紙への撥水・撥油性付与』 |
フッ素化合物を内添又は含浸処理等で添加して、紙に撥水性と撥油性を同時に且つ効率良く付与する表面改質処理を試みると共に、紙の撥水・撥油性の発現機構を多角的に解明してきたこれまでの研究成果を報告致します。 |
<<2005 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第209回 |
12月7日(水) |
安原 賢 氏 |
『塗工業界における流動シミュレーション技術の現状』 |
塗布は各種製造業で用いられる要素技術だが、実現象はミクロなため可視化観察が難しく、塗布を科学的に解明するにはコンピュータを用いた数値計算が有意義である。流体力学的な塗布挙動をビジュアルに解説する。 |
第208 回 |
9
月13日(火) |
小室晴美 氏 |
『王子製紙(株)の環境経営について』 |
海外植林の促進と持続可能な森林経営による森のリサイクル、古紙利用率の向上による紙のリサイクル、省エネの推進と廃棄物エネルギーの導入によるエネルギー 対策、を中心とした環境経営活動の紹介 |
第207回 |
7月13日(水) |
大川義弘 氏 |
『紙パルプ分野の計測機器の最新動向』 |
(1)ヨーロッパ大手パルプメーカー、ソーダラセル社でコスト競争力を高めるために、STFI及びL&W社の協力の元に、パルプ生産プロセスの改善のためオンライン分析を試みた。そのSTFIオンラインパルプ分析計の紹介と実際例を紹介する。 |
第206 回 |
4
月26日(火) |
浅山良行 氏(王子製紙株式会社研究開発本部 特殊紙開発研究所 上級研究員/研究開発推進部兼務) |
『ファインプレスについて |
「深く・強く・滑らか」で地球環境にやさしい成型用紙を目指して、王子製紙の「ファインプレス」は開発されました。他の紙との比較と合わせ「ファインプレス」 による最近の成型品の開発状況について紹介します。 |
第205回 |
2月22日(火) |
主講演者:マーチン・シリー氏〔副社長〕 |
『フォイトペーパーの紹介と世界戦略』 |
フォイトグループ、フォイトペーパー、アイエイチアイフォイトの紹介と世界戦略(ワンプラットフォームコンセプト、研究設備、研究開発戦略と将来展望)及び人材開発戦略(トレーニングプログラム)について紹介します。 |
<<2004 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第204回 |
12月6日(月) |
平山信廣 氏 |
『合成ゴムラテックスの応用と技術課題及び急成長を続ける中国事情』 |
紙塗工薬品として重要な材料のひとつである合成ゴムラテックスの合成技術と近年の塗工品質要求への対応、および、中国ラテックス市場における供給体制について紹介します。 |
第203 回 |
9
月30日(木) |
藤田郁夫 氏 |
『サーモリライトについて』 |
三菱製紙株式会社が感熱紙の発色原理を応用して開発したロイコ染料を使ったロイコ型リライト材料です。「リライトできる」、「印字と消去を何度も繰り返せる」、省資源、経済的な情報記録媒体です。染料の発色を利用しているので、レシート、ファクシミリなどでおなじみの感熱紙のように、どなたにも見やすく、読みやすい文字や画像を表すことができます。サーモリライトの利用によって、カード、ラベル、ディスプレイなどの幅広い用途で「地球に優しい」アプリケーションが可能になります。 |
第202回 |
7月9日(金) |
尾鍋史彦 |
『社会主義市場経済と製紙・印刷・出版』 |
天津での国際製紙環境会議のあと北京に滞在し、北京印刷学院と書店を訪れた時の印象を述べる。76年の文化大革命の終焉から28年、78年の改革開放政策から26年が経過し、一見脱社会主義から資本主義に邁進しているように見えるが,出版をみると基盤には改めてマルクス・レーニン主義が堅持されているとの印象をもった。 |
第201 回 |
4
月27日(火) |
江前敏晴 |
『紙パルプ関連試験規格の最近の情勢−戦略的国際規格制定に対する日本の取組み−』 |
紙パル プ関連の試験規格JISやISOはどのように制定されているのかを解説し、最近制定/改正された規格を紹介する。ISO規格制定の最近の動向と日本側の取 組みも交える。 |
第200回 |
3月5日 (金) |
曽根 勝美 氏 |
『生物膜処理設備における高濃度SS排水への適応』 |
生物膜処理法 では、一般的には排水中の浮遊物質(SS)が高濃度であると、充填材が閉塞する等の悪影響がでる。しかし、今回製紙系高濃度SS排水に対応できる生物膜処理法にチャレンジし、目標を上回る成果を得た。そこで、これを実装置へ展開をし良い結果を得ているので、報告する |
<<2003 年>>
回 |
日時 |
講演者 |
演題 |
概要 |
第199回 |
12月2日(金) |
小保方隆夫 氏 |
『湿潤紙力増強剤』 |
ポリアミンアミドエピクロロヒド リン樹脂(PAE)の特性湿潤紙力発現のメカニズムなどについて解説する. |
第198回 |
9月12日(金) |
中俣恵一 氏 |
『パルプ漂白工場における排水処理の効果』 |
ダイオキシン類、クロロホルム、AOXに ついて、北越製紙新潟工場の事例として、ECFと塩素漂白でどのようにその |
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