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第47回繊維学会紙パルプシンポジウムのご案内(終了しました)

「製紙技術と製紙産業の潜在力を顕在力に」

原発問題に端を発した新しいエネルギー政策がさかんに議論されています。製紙産業はバイオマス素材産業として確固たる地位を築き、バイオマスの熱利用を恒常的に行っていますが、「新エネルギー利用等の促進に関する特別措置法」(1997年施行)で規定する"新エネルギー"として、バイオマス熱利用やバイオマス発電が追加されたのは2002年です。1950年代から黒液やバークを利用して電力を自給してきた歴史を考えれば遅すぎるのですが、先進技術過ぎて"旧エネルギー"として扱われた結果でしょう。しかし、震災後の昨年から電力会社への電力供給も増えており、ようやく製紙産業の潜在力が顕在化したとも言えます。このような潜在的な製紙技術はエネルギーだけではなく、パルプ化や紙の製造工程でも数多く活躍しています。これをどのような形で顕在化させ、製紙産業の新たな発展へと導けばよいのかを本シンポジウムでは議論したいと考えています。

主催: 繊維学会紙パルプ研究委員会
協賛: 紙パルプ技術協会、日本印刷学会、日本包装学会、日本木材学会
日時: 平成24年11月9日(金)9:30〜16:50
場所:
東京大学農学部弥生講堂(地下鉄南北線東大前下車3分、農学部正門入り右側)
(文京区弥生1-1-1、TEL 03-5841-8205;FAX 03-5841-8206)

 

プログラム
9:30〜 9:50 開会挨拶
1. 9:50〜10:40 「木材と木材パルプ利用の可能性とその動向」
 岩崎 誠(MIPコンサルティング)
2. 10:40〜11:30 「木質バイオマスからのバイオエタノール製造技術開発」
 境野 信(王子製紙)
11:30〜13:00 昼食休憩
3. 13:00〜13:50 「製紙産業における今後のバイオマス利活用」
 南里泰徳(日本製紙)
4. 13:50〜14:40 「磁性吸着剤による放射性セシウムの吸着除去技術について」
 伊藤 章(三菱製紙)
14:40〜15:00 休憩
5. 15:00〜15:50 「森林がもたらす快適性・健康増進効果」
 宮崎良文(千葉大学)
6. 15:50〜16:40 「写真フィルム産業からの転換コンセプト」
 井上伸昭(富士フィルム)
16:40〜16:50 閉会挨拶
17:00〜19::00 懇親会(弥生講堂内会議室にて)

 

参加費等
参加費: 上記学会・協会の会員 10,000円
会員外 12,000円
大学官公庁関係者 5,000円
学生・院生 2,000円
懇親会費: シンポジウム参加者 5,000円
  懇親会だけ参加の場合 7,000円

 

参加申し込み方法

お申し込みフォームを利用してお申し込みください。確認メールが届きましたら お振込み額をご確認のうえ、振込人名に必ず参加者氏名を入れて、下記銀行口座に11月8日(水)までにお振込みください。 複数の方の分をまとめてお振込みされた場合は別途メールにてお振込み人名と該当する参加者名をお知らせ下さい。座席数に限りがございますので先着200名で締め切らせて頂きます。

みずほ銀行 本郷支店(店番号075)

口座名:繊維学会紙パルプ研究委員会
「センイガツカイカミパルプケンキユウイインカイ」

口座番号:(普通)2659486

 

お問い合せ

〒305-8572 茨城県つくば市天王台1-1-1 生命環境系
委員長 江前敏晴(えのまえとしはる)
Tel/Fax 029-853-4646
t[at]enomae.com

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