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紙の基礎と印刷適性
−構造・物性・加工・印刷品質評価−

東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物材料科学専攻
製紙科学研究室 准教授   江前敏晴

紙の科学 ”紙の物性・構造の基礎と印刷適性”(2001)」を多く方に利用して頂いてきましたが、図と本文がずれている、図が重なっているなどのご指摘を受けましたので、これらを修正し、さらに一部内容を更新し、「紙の基礎と印刷適性−構造・物性・加工・印刷品質評価−(2006)」としました。引き続きご利用下さい。
 

(Part 1) (Part 2) (Part 3)
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1 紙の構造
1-1 パルプ繊維の構造と組成
1-2 抄紙
1-2-1 紙料調成工程
1-2-2 ストックインレット
1-2-3 ワイヤーパート
1-2-4 プレスパート
1-2-5 ドライヤーパート
1-2-6 カレンダーパート
1-2-7 リールパート
1-3 紙の種類
2 紙の物性
2-1 力学特性
2-2 異方性
2-3 表面平滑性
2-4 地合
2-5 光沢
2-5-1 理論−光沢の表す意味
2-6 白色度及び不透明度
2-6-1 白色度
2-6-2 不透明度
3 紙の加工
3-1 サイズプレス
3-1-1 薬品の種類と機能
3-1-2 塗布装置
3-2 塗工
3-2-1 塗工材料と組成
3-2-1-1 顔料
3-2-1-2 バインダー
3-2-1-3 その他の添加剤
3-2-1-4 塗工カラーの配合
3-2-2 塗工装置(コーター)
3-2-2-1 ブレードコーター
3-2-2-2 ショートドウェルコーター
3-2-2-3 エアナイフコーター
3-2-3 塗工カラーのレオロジー
3-2-4 乾燥工程
3-2-5 塗工紙の構造
3-2-5-1 空隙構造
3-2-5-2 塗工紙の分析方法
(a) 観察・分析機器
(b) 物性測定機器
液体浸透性
塗工量分布
ポロシティ(有孔度)
カラー粘度・保水性
印刷適性
(c) 試料調製
原紙の溶解
有機物の除去
塗工層の表層成分の分析
顔料の溶解
SBラテックスに付加
デンプンの確認
液体窒素による凍結
3-3 カレンダリング
3-3-1 カレンダリングの基礎理論
3-3-2 スーパーカレンダ
3-3-3 ソフトカレンダ
4 紙の印刷適性
4-1 液体吸収性
4-1-1 基礎理論
4-1-1-1 Lucas-Washburn式に基づく毛管吸収
4-1-1-2 Fickの法則に基づく拡散吸収
4-1-1-3 濡れ時間
4-1-1-4 接触角
4-1-1-5 膨潤
4-1-1-6 0lsson-Pihlの式
4-1-1-7 Burasの式
4-1-2 各種測定装置及び方法
4-1-2-1 ブリストー法
4-1-2-2 電気(静電)容量法
4-1-2-3 ラローズ法
4-1-2-4 電気電導度法
4-1-2-5 膨潤圧測定法
4-1-2-6 超音波
4-1-2-7 光の反射率変化
4-1-2-8 空気の排除体積
4-1-2-9 液体の吸収不均一性
4-1-3 紙と水との相互作用
4-1-3-1 紙の特性と吸水性
(a) サイズ度と吸水挙動
(b) 紙の含水率と吸水挙動
(c) 塗工による吸水挙動の変化
(d) カレンダリングによる吸水挙動の変化
(e) パルプの叩解と膨潤
(f) パルプの種類と膨潤圧
4-2 表面ラフニング
4-2-1 印刷品質に与える影響
4-2-2 発生メカニズム
4-3 印刷品質の評価
4-3-1 インキの転移・セットと表面強度
4-3-2 試験印刷機の種類と印刷方法
4-3-3 画像再現性と網点の解析
4-3-3-1 スラー
4-3-3-2 ドットゲイン
4-3-3-3 明部のとび・暗部のつまり
4-3-3-4 不均一性(粒状性)
4-3-3-5 印刷コントラスト
4-3-3-6 解像力
4-3-3-7 階調(調子)再現性
4-3-4 装置による印刷品質検査
4-4 印刷光沢
4-4-1 塗工層構造の影響
4-4-1-1 ラテックス配合部数
4-4-1-2 顔料の粒径と塗工層細孔径
4-4-1-3 カレンダリング
4-4-2 塗工層の化学的要因
4-4-3 印刷条件
4-4-4 通紙方向による印刷光沢異方性

 


ご質問・ご意見は江前敏晴<enomae[at]psl.fp.a.u-tokyo.ac.jp>までお願いします。引用は自由ですが、『江前敏晴, 講座「紙の科学 ”紙の物性・構造の基礎と印刷適性”」, ホームページより引用』とお書き添え願います。

 

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