自作実験装置の写真  2002年8月3日(土)

紙の観察に使用したパルプシート

針葉樹材と広葉樹材から作られたパルプシートを2種用意。針葉樹のパルプは長い。一般には手に入りにくいが、針葉樹パルプは、スーパーなどで使われる丈夫な紙袋や牛乳パックに使われる。広葉樹パルプはコピー用紙やノートの紙などに使われる。

紙容器の応用に使用した紙の箱

ケーキの箱などがちょうどよい。中には、水を入れたポリエチレンの袋に金魚を入れておき、中にすっぽりと入れておく。箱に開けられた窓からポリエチレンの袋が膨らむ。窓のそばに金魚が近づくと、レンズ効果で拡大されて金魚が大きく見える。使用した金魚は現在我が家で大きく育っている。

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紙の呼吸に使用した紙の伸縮測定装置

毛髪湿度計を改造して自作したもの。毛髪を固定する部分に紙が固定できるようにした。紙の伸縮が拡大されて針が動き、左側の円筒上に書かれた目盛で伸縮した長さがわかる。紙の長さは12cm程度で、加湿器とドライヤーにより湿潤・乾燥を繰り返すと、伸縮量は約4mm程度であった。

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紙の断熱性に使用したサンプル、ホットプレート及び赤外線カメラ

左上は、新聞紙、布、プラスチックなど板状材料を丸い金具の底に取り付け、置きやすくしたもの。左下は、我が家のホットプレート。右の赤外線カメラは、被写体の温度によって色が変わるように設定されている。この写真はスイッチを入れた直後のホットプレートだけをとったもの。ホットプレートは外側にだけ丸く電熱線が入っているので緑色(やや高温)の輪が見える。材料のサンプルをいっせいにホットプレート上に置いて温度変化の速度を見て、熱の伝わり易さを調べた。

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